
Special Reports
特別レポート

中東情勢悪化で懸念されるイスラム過激派のテロ増加
2026年8月5日
欧州, テロ
欧州刑事警察機構(ユーロポール)が公表したテロ情勢に関する最新の年次報告書によると、欧州連合(EU)域内における昨年のテロ事件(未遂を含む)は前年比22.4%減の45件であり、そのうち22件が敢行され、6人が殺害された。
昨年はイスラム過激派によるテロが24件と全体の53.3%を占め、欧州では依然として最大の脅威であった。今年は中東情勢の悪化を受けて、ユダヤ教・イスラエルや米国の関連施設を狙った爆弾テロが散発しているほか、性的少数者関連イベントを標的としたテロも発生しており、イスラム過激派によるテロの増加が懸念される。

シドニーで相次ぐ銃撃事件とその背景
2026年6月4日
オーストラリア, 犯罪組織
最大都市シドニーでは近年、犯罪組織によるターゲット・キリング(特定の個人・グループへの武装襲撃)や誤認殺人が相次いでおり、それらの背景には違法薬物を巡る利権争いや犯罪組織間の抗争がある。
オーストラリアでは厳格な銃規制が施行されているが、依然として多数の違法銃器が流通しているほか、合法的な登録銃器の管理上の問題も指摘されている。
シドニー郊外のボンダイ・ビーチにおける昨年12月の銃乱射テロを受けて銃規制がさらに強化されたものの、銃器所有率が高く、狩猟文化も残る一部の州は「規制に後ろ向き」とされ、実効性を確保できるかが課題となっている。

依然として続くイスラム過激派によるテロの脅威
2025年7月30日
欧州, テロ
欧州刑 事警察機構(ユーロポール)はテロ情勢に関する最新の年次報告書で、欧州連合(EU)域内における昨年のテロ事件(未遂を含む)は前年比51.7%減の58件であり、そのうち34件が敢行されて5人が殺害されたことを明らかにした。
昨年はイスラム過激派によるテロ事件が過去5年間で最多となったほか、大型イベントを狙ったテロ計画の摘発も相次いでおり、長期化するガザ紛争などを背景にリスクは依然として高い。各種イベントや祭典の多いサマーシーズンを迎えた欧州各地では、車両暴走などをはじめ、街頭の人出を狙ったテロを特に警戒する必要がある。








