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​海外におけるアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例DB

[お知らせ]新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック以降に確認されたアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例のデータベースです。本ページは2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

2021年4月19日

(米国、ニューヨーク州)夕方、マンハッタン区を走行中の地下鉄5番線(125st駅と86st駅間)の車両内で、在留邦人が男に突然顔面を殴られて負傷した。

2021年4月18日

(米国、カリフォルニア州)サクラメント中心部のIストリートと11thストリートの交差点付近で、アジア系の市民がホームレスと口論になった際、人種差別的な言葉で罵られた。

2021年4月11日

(米国、カリフォルニア州)ロサンゼルスの南東方約50kmに位置するタスティンの屋外スケートボード場で、アジア系の女性が男に人種差別的な暴言をはかれた上、殴られたり催涙スプレーを噴射されたりするなどの被害に遭った。

2021年4月2日

(米国、ワシントン州)2020年11月(日付詳細不明)に市内のサウス・タイラー・ストリートとサウス19thストリートの交差点にあるショッピングモール付近で、少年(15歳)が歩行中の韓国系の夫婦(56歳と52歳)に走り寄り、男性を複数回殴った。4月2日、タコマ市警察は少年を逮捕した。

2021年4月1日

(英国、イーリング)2021年4月(日付詳細不明)、アジア系英国人の男性が歩行中、通りすがりの男に肩をぶつけられて文句を言おうとしたところ、男に「お前の居場所はない」などと言われて顔面を殴られた。男性は網膜を負傷した。

2021年3月5日

(米国、ニューヨーク州)ブルックリン区でアジア系の女性(64歳)が歩行中、男(29歳)に地面に突き倒され、全身に打撲を負った。

2021年2月25日

(米国・カリフォルニア州)午後7時頃、ロサンゼルス中心部の日系人街リトル・トーキョーにある東本願寺が放火などの破壊行為にあった。監視カメラの映像によれば男1人が敷地内に侵入して施設の窓に投石し、金属製の灯籠を倒したほか、木製のろうそく台に火をつけた。警察は捜査を進めているが、現時点ではヘイトクライムと分類するには時期尚早としている。

2021年2月22日

(米国・カリフォルニア州)午後4時30分頃、サクラメント市のフロリーン・パーキンズ・ロードにある肉屋「マッド・ブッチャー・ミート・カンパニー」の駐車場に猫の死体が捨てられていたのを中国系米国人の店主が発見した。犯人の男が同店での買い物後にトラックから猫の死体を取り出して遺棄している一部始終の映像が監視カメラに残っており、警察はアジア人に対するヘイトクライムとして捜査を進めている。

2021年2月21日

(米国・カリフォルニア州)夜、ロサンゼルス南部のラデラ・ランチの住宅街で10代の若者数人が、アジア系の男性やその家族に人種差別的な言葉をかけたほか、自宅の扉や窓などを強く叩いたり、投石したりした。嫌がらせ行為は警察に通報した後も何度も発生した。

2021年2月20日

(米国・ワシントン州)レントン市ウェルズ・アベニューにあるイタリアンレストラン「マリアナ・リストランテ」前で、アジア系の男性が乗っていた車に対し、女が雪玉を投げたため、「なぜ車に当てたのか」と問いただしたところ、女は「だから何?」と開き直り、今度は男性の顔面に雪玉を投げつけた。男性が警察に通報したところ、さらに「クソ中国人!」などと罵られた。

2021年2月16日

(米国・ニューヨーク州)ニューヨーク市の地下鉄でアジア系を標的にした暴行事件が相次いで報告された。

2021年2月16日

(米国・カリフォルニア州)ロサンゼルス市内にあるコリアタウンで、韓国系米国人の男性(27歳)が男2人に「中国人!中国ウイルス!殺すぞ!」などと罵られたほか、地面に突き飛ばされ、鼻骨を骨折した。止めに入った友人男性(韓国系米国人)も同様に人種差別的な言葉をかけられた。警察はヘイトクライムとして捜査を進めている。

2021年2月16日

(米国・ニューヨーク州)午後6時30分頃、ニューヨーク市ソーホー地区のウェスト・ヒューストン・ストリート付近を歩いていたアジア系の女性(30歳)が、車で近づいてきた何者かによって顔面に催涙スプレーを掛けられた。現時点では証拠不十分のため、警察はヘイトクライムではなく、傷害事件として捜査を進めている。

2021年2月16日

(米国・ニューヨーク州)午後2時頃、ニューヨーク市クイーンズ区フラッシングのメイン・ストリートとルーズベルト・アベニューの交差点付近にあるベーカリー前で列に並んでいたアジア系の女性(52歳)が見知らぬ男(47歳)に人種差別的な言葉をかけられたほか、突き飛ばされて頭部を強打し、5針縫うほどの怪我を負った。18日、警察は男を傷害と嫌がらせの罪で逮捕した。

2021年2月15日

(オーストラリア・ビクトリア州)メルボルン市コリングウッド地区のAFLW(オーストラリア女性フットボール・リーグ)に所属する台湾系オーストラリア人の女性(19歳)が同リーグのファンクラブに所属する女に「他のプレイヤーにウィルスを移すからお前は試合に出るな」と罵られた。後日、女はリーグ会員証を剥奪された。

2021年2月14日

(米国・カリフォルニア州)午前9時45分頃、サンフランシスコ市テンダーロイン地区のターク・ストリートとハイド・ストリートの交差点付近で、アジア系の高齢男性(83歳)が見知らぬ男(31歳)に突き飛ばされ、骨盤を骨折した。同日午後8時頃、男は逮捕された。

2021年2月13日

(米国・カリフォルニア州)アルハンブラ市のウェスト・バレー・ブルバードにある幼稚園「リトル・サンシャイン・プリースクール」の正面玄関に、人間の汚物で人種差別的な言葉が書かれていたのを中国系のオーナーが発見した。警察は犯人の行方を追っている。

2021年2月11日

(米国・カリフォルニア州)午後5時頃、アジア系の女性がブレントウッド市のバンディー・ドライブとモンタナ・アベニューの交差点付近を歩いていた際、犬2匹を連れたマスクをしていない男が接近してきたため、「ソーシャル・ディスタンスを保ってください」とお願いしたところ、「ここから立ち去れ、馬鹿な青い髪をしたアジア人!」などと罵られたほか、中指を立てられた。女性は警察に通報したが、暴行を受けたわけではないことから、事件として捜査することは出来ないと言われたため、自身のSNSサイトに投稿した。後日、投稿を見た男の勤め先が謝罪し、男を解雇処分したと述べた。

2021年2月11日

(英国・ウェールズ)スウォンジー市のサッカーチーム「スウォンジー・シティ・アソシエイション・フットボール・クラブ(AFC)」に所属する南アジア系英国人の選手(22歳)が、敵対チームとの試合で負けた後、何者かに自身のSNSサイトに人種差別的なことを投稿された。警察は同クラブの協力の下、捜査を進めている。13日、英国サッカー協会はフェイスブックやツイッターなどに人種差別を根絶するための努力を続けるよう求める文書を送った。

2021年2月10日

(フランス・パリ)夕方、17区の路上で、友人2人といた邦人がフードをかぶり下を向いて歩いてきた3人組(性別不明)の1人からいきなり顔に向けて塩酸をかけられた。咄嗟に手で顔を覆ったため、顔にはかからなかったものの、掌に火傷を負った。

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