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Global Risk Reports
国際情勢レポート

エチオピア, 国内紛争
反政府武装勢力の撃退後も残る不安定要因
2022年3月1日
エチオピアの北部ティグレ州の反政府武装勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」が、昨年6月以降に攻勢を激化させて南下し、一時は首都アディスアベバに迫る勢いであったものの、治安部隊に撃退されて同州へ撤退した。
しかし、依然としてティグレ州の州境地域ではTPLFによる攻撃が散発している上、他の地域にも別の武装勢力の脅威が存在する。
アビー首相は就任以来、部族融和を掲げてきたが、実際は部族・宗教的対立に起因する暴力が跡を絶たず、巨大ダムをめぐるエジプト等との対立やイスラム武装勢力の脅威なども相まって、治安回復には程遠い状況にある。




