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Global Risk Reports
国際情勢レポート

イラン, 大衆運動
依然として続く反政府抗議行動の背景と今後の展開
2022年10月26日
保守強硬派のライシ政権の下、ヘジャブを適切に着用していないとして当局に拘束された女性が死亡したことを切っ掛けに9月16日に発生した抗議行動が、依然として全国各地で続いている。
若者主体の抗議行動は、指導者不在や厳しい経済状況なども あって、政権に打撃を与えるまでには至らないとの見方もある。体制側は、分離独立の気運もある少数民族地域の抗議行動に対しては特に厳しい弾圧を行っている。
現在は大規模な集会や当局との衝突よりも、比較的小規模および個人レベルの抗議行動の方が増えているものの、死亡した女性の服喪期間が終了する10月26日などのタイミングで大規模デモが再燃するおそれもある。

スウェーデン, 犯罪
銃器使用の殺人事件が過去最悪ペースで増加
2022年9月29日
スウェーデンでは近年、移民系ギャング組織絡みの銃撃事件や爆弾事件が急増しており、今年は銃犯罪による死者が9月下旬時点で48人という過去最悪のペースで推移している。被害者はギャング組織メンバーの20代の若者が中心であるが、一般市民の巻添え被害も発生している。
銃犯罪は、欧州諸国では2000年以降減少傾向にあるが、スウェーデンでは逆に、中東や北アフリカからの難民が増加しはじめた2013年頃から急増しており、この5年で15倍以上になった。
9月11日の総選挙において治安強化や反移民を訴える極右政党を含む中道右派が勝利したことにより、治安対策の進展が期待される一方で、排外主義が拡大して社会の分断が進むことが危惧される。
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